診療案内
皆さんご存じの風邪ですが、正式には「風邪症候群」と呼びます。ウイルスや細菌がのどや鼻に感染して起こる感染症で、それぞれの感染部位によって「咽頭炎」「上気道炎」などと呼ぶこともあります。
症状は様々で、頭痛、のどの痛み、咳、痰、鼻汁のほか、長引くと吐き気や下痢もきたすことがあります。
原因の90%以上はウイルス性のため、抗生物質はほとんど効果がありません。多くは患者さんの体自身が持っている免疫の力でウイルスを退治してくれます。
毎年冬に猛威を振るっているインフルエンザですが、少し乱暴にいうとインフルエンザもインフルエンザウイルスによる風邪と言えると思います。
ただ通常の風邪よりも高熱(多くは38度以上)を来しやすく、だるさや倦怠感も強いことが多いです。
インフルエンザウイルスに対しては抗インフルエンザウイルス薬と呼ばれるお薬があります。
風邪と同じく、多くはウイルスや細菌が胃や腸に感染することによって起こる疾患です(稀に薬剤によるものやアレルギーによるものなどもあります)。
症状は、その時々の患者さんの体力や感染するウイルスや細菌により、下痢がひどい場合、吐き気や嘔吐がひどい場合など様々です。
年々患者さんが増加している花粉症ですが、多くは「スギ」や「ヒノキ」の花粉に対するアレルギー症状です。
症状としては鼻水、目のかゆみが一般的ですが、他にも耳の奥の痒み、のどの痒み、咳、体の痒みなど様々な症状が出ることがあります。
舌下免疫療法」は、現在、スギ花粉症を治すことができる唯一の治療方法です。
すべての人が絶対に治る治療法ではありませんが、8割の方に効果が現れています。
舌下免疫療法は、医師なら誰でもできるわけではなく、学会主催の舌下減感作療法の講習会を修了した医師のみが治療できます。
■治療開始時期は、6/1~11/30 です
スギ花粉が飛ぶ可能性がある時期(12/1~5/31)は、治療をはじめることができません。
ただし、事前検査・治療予約は、いつでも行っておりますので、ご希望の患者さまはご相談ください。
■舌下免疫療法による効果
・くしゃみ、鼻水、鼻づまりがなくなる。もしくは軽くなる
・目のかゆみ、涙目がなくなる。もしくは軽くなる
・スギ花粉の時期に、花粉を気にせず日常生活が送れるようになる
・花粉の季節に必要だった薬を使わなくてすむ。もしくは減らせる
■舌下免疫療法をオススメする方
・治療期間が2年以上になったとしても、根本的にスギ花粉症を治したい方
・花粉症のお薬で眠気やのどの渇きなどの副作用がひどい方
・花粉症のお薬や点鼻スプレーを使っても、症状が軽くならない方
・毎年、何ヶ月もお薬を飲み続けることに抵抗がある方
文字通り、眠っている間に数秒から数分、呼吸が止まってしまう病気です。原因としては90%が上気道に空気が通る十分なスペースがなくなり呼吸が止まってしまうタイプです。
上気道のスペースが狭くなる要因としては、首まわりの脂肪沈着、舌や扁桃腺が大きい、鼻の通りが悪いことや、顎が小さかったりすることなども原因となります。
■トピック
近年、睡眠時無呼吸症候群がニュースなどで取り上げられているのをご存知の方も多いかと思います。
ニュースでは電車やバス、トラックなどの運転手さんの居眠り運転の原因として報道されていることが多いですが、これは特定の職業にのみ起こる病気ではありません。
成人男性の約3~7%、女性の約2~5%にみられるという報告があり、一般の方でも、夜間寝ているはずなのに日中の眠気が強いといった症状がある方、いびきが突然止まる方などは検査を受けることをお勧めします。
■検査
当院では自宅でできる簡易検査を行っております。普段お休みになる環境で、手の指や鼻の下に呼吸状態を調べるセンサーをつけ夜間睡眠中の呼吸状態を評価します。、いびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群(SAS)の有無、程度を調べます。
■治療
睡眠時無呼吸症候群の重症度により、生活指導や食事療法、在宅酸素療法や簡易的な人工呼吸器を用いた持続陽圧呼吸療法(CPAP)があります。
睡眠時無呼吸症候群は放っておくと高血圧の原因となるだけでなく、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクを高めることが分かっています。早期の治療介入によりそれらを予防することができますので、気になる症状があればご相談ください。
高血圧、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病などのことをまとめて生活習慣病と呼びます。
患者さん一人一人の体質もあるかと思いますが、それに加え日々の生活習慣が原因となりなってしまう病気です。
頭痛や発熱、便秘症、貧血、蕁麻疹、痛風・高尿酸血症などお体に関すること、なんでもお気軽にご相談ください。
<横浜市子宮頸がんワクチンについて(公費補助あり)>
予約の受付は電話もしくは直接窓口にお越しになりご予約ください。
対象者:
接種日時点で横浜市に住民票のある小学校6年~高校1年生相当の女性が対象
※公費補助対象外の方:公費接種対象期間を過ぎてしまった場合は、全額自己負担による自費接種が可能です。
接種回数:・15歳未満で9価ワクチンで接種を開始した場合は2回で終了
・15歳以上で初回接種をする場合、接種は3回必要
(※接種間隔を考慮すると高校1年の9月までに接種を開始する必要があります。)
接種間隔:・2回接種の場合 2回目の接種は、1回目の接種から6か月後
・3回接種の場合 2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後
接種ワクチン:・9価ヒトパピローマウイルスワクチン(シルガード9®)
・子宮頸がんの原因の80~90%を占める種類のHPVHPV16/18/31/33/45/52/58型)の感染を予防することができます。
費用:全額公費負担
■帯状疱疹ワクチン
<横浜市帯状疱疹ワクチンについて(公費補助あり)>
2025年7月1日より一部公費負担となる帯状疱疹ワクチン接種が開始となっております。
予約の受付は電話もしくは直接窓口にお越しになりご予約ください。
※2026年度の横浜市帯状疱疹ワクチン予防接種事業は2026年7月以降の開始予定となっております。
一部公費負担で接種できる対象者:
・各年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方
・接種日現在で60歳以上65歳未満の方でヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に1級相当の障害のある方
※公費補助対象外の方:全額自己負担による自費接種であれば可能です。
接種ワクチン:ワクチンは2種類あり(下記参照)、予約の時点でどちらがご希望かお知らせください。
費用:(1) 生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン) 自己負担額4000円 1回接種
(2) 組み換えワクチン(シングリックス) 自己負担額10000円 2回接種 計20000円
(※接種間隔を考慮すると1月までに接種を開始する必要があります)
(参考:令和7年2月発行厚労省リーフレット)
■肺炎球菌ワクチン
<横浜市肺炎球菌ワクチンについて(公費補助あり)>
2026年4月1日より接種するワクチンの種類がニューモバックスからプレベナー20に変更となります。
予約の受付は電話もしくは直接窓口にお越しになりご予約ください。
対象者:
・65歳の誕生日から66歳の誕生日の前日まで
・接種日現在で60歳以上65歳未満の方でヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に1級相当の障害のある方
接種ワクチン:20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20:プレベナー20®)
自己負担額:5,000円
※公費補助対象外の方:(1) 以前にニューモバックス(23価肺炎球菌ワクチン)を接種されたことがある方
ニューモバックス接種1年後以降に
PCV20(プレベナー20)もしくはPCV21(キャップバックス)を接種
(2) ニューモバックス接種歴のない方
PCV20(プレベナー20)もしくはPCV21(キャップバックス)を接種
米国CDCは、50歳以上のワクチン未接種者に対し、キャップバックスまたはプレベナー20の1回接種を推奨しています。
当院では以下のデータ・参考文献などから任意接種に方にはPCV21(キャップバックス)の接種を推奨しています。
●肺炎球菌による感染症における原因血清型のカバー率
(1) 侵襲性肺炎球菌感染症(IPD) 2022年~2024年
ニューモバックス 51%
PCV20 50%
PCV21 78%
参考)小児・成人の侵襲性肺炎球菌感染症の疫学情報
(2) 肺炎球菌性肺炎 2019年~2022年
ニューモバックス 44%
PCV20 43.7%
PCV21 71.9%
参考)Maeda H,et al.Human Vaccin immunother.2025;21;2518847
紹介先病院
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また、ご希望する医療機関へのご紹介する事も可能です。
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